風の吹くまま日記

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昨日から今日にかけて、さらに明日にかけて すごく慌しい日が続いている&続く。

昨晩は更新しようと思ってキーボードに指をかけたまま寝ていた。

ハッと気づき、いけない更新しなきゃ とフツーの人は思うのだろうが、

私は、いけない寝なきゃ と寝てしまった。

さすがはコロの飼い主だわ。



先日の地震。

コロはケージの中でウトウトしてたんだけど、

ここ埼玉でもけっこう揺れたのね。

動物ってこういう天変地異には 普段と違う行動に出るって、

誰かエライ先生が言ってたのを思い出して

私はじっと観察していたのですよ。

コロは・・・・・・・コロは・・・・・・・・・

ぐらっと来た瞬間、完全に寝かせていた耳を45度ほど立てて目をうっすら開いただけでした。

その後、揺れ続けている中、再び目を閉じたのです・・・・・・・。



仮説その1:野生がパーフェクツに消滅したため、
      
      迷い無く睡魔を優先させた。コロはこの判断を後悔していない。

仮説その2:こんなんたいしたことないわ、すぐおさまるわ、と野生のかけらで即時に判断したため、

      迷い無く睡魔を優先させた。コロはこの判断を後悔していない。



私的には、どっちかっつーと、1かな?

どちらにせよ コロは後悔の二文字を知らぬ生命体だ。

もしコロがケージの中を跳ねくり回って動揺したとしたら、私も焦りまくったね。

とれびあ~ん睡魔。



このように、昨晩は飼い主も睡魔を優先させてしまったことを後悔はしていないのだが、

なぜゆえ そんな慌しかったのか、コクってみようぢゃないか。



それは一昨日、明け方の1本の電話から始まった。

もちろん、そんな時間にかけてくるのは81歳の父しかいない。

今、薄暗いのはこれから夜になるのか、朝になるのか、聞いてきたのだ。



仮説その1:一気にボケが進んだ。

仮説その2:ウケを狙った。

はい、容赦なく答えは1です。

電話のかけ方は かろうじて指が覚えていたらしい。



いままでも 似たようなことはあった。

干潮時のように脳細胞が引いて行き、ヘチマ並みにスカスカになる。

ふとバイオリズムかなんかの加減で満潮時が来ると、

ヘチマの半分くらいはそれでもヒタヒタと元に戻る。

その繰り返し。

そんなこんなで 少しずつ確実にヘチマは軽やかになってきているのですよ。

風が吹いたら飛ばされてしまいそうなほどに。



なので、私は明日からしばらく実家へ行って 父の世話を焼くことになったんです。

実家は今もアナログ全盛、パソコンのかけらもないので しばらく更新は滞ると思われます。

途中、またこっそりネットカフェへ行って更新するかもしれませぬが どうなることやら・・・・・・

はい、それは父のヘチマ次第です。



そういうワケで “風の吹くまま日記”はしばらくお休みです。

コロとも離ればなれです。さ、さみすぃ~~~。

アキラ本人が一番ビックリする展開になってます。


20070721231946.jpg ママちゃん早く帰ってきてね


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ダンナは最近、以前にも増して コロとの心のお喋りを楽しむようになった。

テレパシー会話――― それは誰にでも許されたものではなく、

一部の選ばれた人間、そう、エスパーだけの特権なのだ。

ダンナがいつのまにエスパーになってたのか私は知る由も無い。

ダンナが言うには 去年の3月下旬頃かららしい。

そういえば、独身の時からつむじの巻き具合がエスパーっぽかった。



それでは ごく簡単にエスり方を伝授しよう。

こんな風に部屋の中でコロがくつろいでいる時が、大事な大事なアタックチャーンス。

20070718232412.jpg

今日の場合、パソコン台の脚に頬を乗っけて 生意気に頬杖なんかついている。

実はこういう手抜きの頬杖のつき方は、うさぎはよくやる。

そのコロに四つん這いで近づき、(あたかも 自分もケダモノだよーーんというフリをした方が自然らしい)

コロのオデコのあたりに、自分のオデコをピタッとつけるのだ。

20070718232456.jpg

そしてコロの両脇をそっと両手で挟みながら、さらにオデコを密着させる。



この瞬間、オデコ同士が磁石のS極とN極のように磁気を通し合うのだ。

その磁気は互いの心にも瞬時に駆け巡る。

これを1週間も続けると 血行が良くなり、肩凝りも治るやもしれぬ。

心の緊張もほぐれ、自宅に居ながらにして富山の蜃気楼が見られるやもしれぬ。

この磁気こそが、俗に言うテレパシーなのだ。

宇宙を司るテレ様なのだ。

なんかもうね はい、書いててバカらしいったらあらしねぇ。



ダンナが何か一言つぶやくと、

コロも偶然、口をもごもごさせて何か答えているかのように見える時がある。

ギリ、ギリ、と歯ぎしりしてるような音がする時もある。



「コロ・・・・・何が欲しい? ん? そうかそうかーーー!!」

言いながらダンナはコロの好物を一つあげている。



何が欲しいだってぇ?!



結婚以来、私にはそんなこと言ったことないのに!!



この差は何?

もしかしてコロと私の共通点は 哺乳類ということだけで、

ポジションはコロの方が上?



ねぇ、どう思う? と息子に聞こうとして振り向いたら

な なんと息子がおやぢとコロを、

羨ましそうな顔で ぢっ・・・・・・・と見つめているではないですかぁぁぁぁぁ!

口元は緩み、黒目なんかうるっとさせてるじゃないですかぁぁぁぁ!



「父ちゃん・・・・・・コロは今何て言ったの?」

「ああ。明日は曇りのち晴れだ、と。力強く、な。」


ちょっとちょっと待ちぃ! それさっきテレビの天気予報で言ってたまんまですから!


「コロすごい!」



ええーーーーーーーっ!? そこ賞賛きた?

信じるのか 息子よ信じるのか!



ダンナは機嫌良くお風呂に入っている。

私は台所で洗い物を済ませ、居間へ戻った。



そこには 

コロのオデコに自分のオデコを密着させている息子の姿があった。



くつろぐ人気ブログランキング ← テレパシー会話、ちょっといいかも。
【コロの要求6ヶ条】


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出しておくれよ



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撫でておくれよ



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うまいもん食わせておくれよ



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放しておくれよ



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かまっておくれよ



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かまわないでおくれよ



20070718161019.jpg

そしたらボクは そこそこ幸せ。



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えっとぉ・・・・・・・・。電話する前からちょっと凹みました。


のーとんの発売元のしまんてっくも、なんか フリーダイヤルのフの字もなくて・・・・・・・

あるのは有料のフツーの番号のみなのね。

それでね・・・・・・・・朝10時からダイヤルしっぱなし。

超大人気歌手のコンサートのチケット取るぐらいの、

見事な繋がらなさなのね。

この見放され方はあっぱれって誉めてもいいような気がする。

途中、あきらめて買物に行ったり、耳掃除したり いろいろやっちゃった。



もしかして 人件費節約とやらで、電話機10台あっても担当者2人とか3人なんじゃね?

昼の時間帯、全然繋がらないのは みんなしてランチ食べに行ってるからじゃね?

3時ごろも繋がらないのは、みんなしてオヤツ食って世界陸上の話でもしてんじゃね?

そんなこんなで1人くらい、今日は気分が乗らないからって早退してんじゃね?



純粋にコール音聞いてる時間が 4時間ですよ。

この待ち時間もすべて有料なのね。



まぁね・・・・・・常日頃、上品な私がこんなことは言いたくないのですが・・・・・・



何様だと思ってんだしまんてっく!!!



怒り骨髄に達した頃、

やっとオネエサンが電話に出てくれた。

そのハツラツ感がかえって骨髄をかき回してくれる。



「お・そ・い・ってんだよぉ!」 (気分的に)
 
グーでこめかみ挟んでグリグリ。 (気分的に)


「いたっ いたたたっ!お客様!」 (心の声)


「自民だったらこの時期こんな遅い対応してたら

命取りだってんだよぉ!」 
(あくまで気分的に)



私は無人島で暮らしてる人が3年ぶりに生きてる人間に遭遇したかのように

めちゃめちゃ歓喜してた。

私は歓喜の表現が下手なのだ。




オネエサンは引きながらも、テキパキと指示を出してくれて

結局、のーとんいんたーねっとせきゅりてぃ2006は

「この役立たず!」(心の声)って思い切り削除した。

それは お客様のパソコンと2006との相性が悪いからという、人生相談のような理由からだった。

そして新たに 2007をインストールし直しましょう、とオネエサンはさらりと言う。



「い、いえ 私はその・・・・前の2006に大変愛着がありまして、

 もうね 異常に固執してまして、なので、2006を再インストールという・・・・」

「お客様のケースですと、2007は無料になりますが。」

「是非お願いしますっっっ。 2006?カスですよね、

 今もうホント 2007が仕切ってますよねぇ。わはは。」



そして 2007インストールにも、これまたどえらい時間をかけて、

本日の目的は達成された。

ネットは表示され、セキュリティーも万全~♪


こうなるまでに 10時~17時までかかったのよ。

電話代に関して言えば、実際に繋がっての待ち時間4時間に加えて、

オネエサンとじっくり話した時間1時間、計5時間、通話してたわけ。

何これ。この仕打ち。貴重な私の休日が泥にまみれていくぅぅーーー。



でもね 以前よりサクサク動くようになった気がする。

気のせいかしら。ううん そう信じさせて。



くつろぐ人気ブログランキング ← 膨大な時間と電話代に黙祷。
あれ、毎日更新してたのに昨日はされてない・・・・・いよいよアキラも更年期ウツか・・・・・・・

いやいや、きっと三連休でどっかチープな穴場にでも遊びに出かけたのか・・・・・・

などと推理された方、お 惜しい!



さすが13日の金曜日、仕事から帰ってパソを開けたら

webには繋がるものの、ウィンドウは起ち上がるものの、

表示が一切なし。真っ白。 私の心のように。

どこをいじっても 再起動かけても 励ましてみても

反応ナッスィング。

時は真夜中。

プロバイダの不具合か? パソがイカレたか? 赤城農水相のタタリか?

翌朝になっても予想通り直っていなかった。

仕方ないので、プロバイダに電話した。



この弱小プロバイダは フリーダイヤルというものがない。

今どき?って思うでしょ?

私も自腹で電話をかけるたび、新鮮に驚く。

しかも さんざんたらい回しされたあげくに、

ようやくたどり着いた番号は

“ただいま電話が混み合っております・・・・・

 時間をおいておかけ直すか・・・・・・・・” の棒読みリピート。

お湯沸かしてカップヌードル作ってさあ食べるぞって、

実際半分以上食べちゃったってぐらいの時間がたって、

やっと担当者が出やがって

親身になって指導してくださりやがって

「アナタ あたいの隠れ兄者?」「御意。」ぐらいの親切さに

思わず身の上話をしたくなる頃合いを見はからったかのように、



「それ たぶん セキュリティーソフトの影響 だと思いますよ。」



一気に突き放された。


ぅわぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!



「何か入れてます?」

「のーとんですけど何か。」

「のーとんのセキュリティーが強すぎるんだと思いますよ。」

「でも、ウチはずっとのーとんですけど、こんな風になったのは生まれて初めてで・・・・。」

「更新した拍子にそうなるケースがたまにあるんです。

 こういった内容のご相談の7~8割はそれが原因みたいですよ。」

「じゃあ、今度はのーとんのオニイサンと話すの?」

「そうです。」

「いやん♪」

「オネエサンかもしれません。

 今から のーとんのお客様コールセンターの番号を言いますから、

 そちらに電話してみてください。」

私は急いでメモした。



「あっ・・・・・! ここ、土、日、祝日 営業してませんね。」


ぅわぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!


「今日から3日間、休みですよ。電話は火曜日になっちゃいますね。」


なんという不運。

よりによって金曜の夜に真っ白になるなよ。

しかも来週に限って月曜日、ハタ日じゃねぇか。

隠れ兄者、電話切るとき 「お役に立てなくてすみませんでした。」くらい言えよ。



ためしに5分ほど、のーとんのセキュリティーをoffにして、

ネットを起ち上げてみた。

表示されるじゃないですかぁぁぁ!

やはり ホシはのーとんらすぃー。

隠れ兄者、アンタの言うとおりだった。



早々、自分のブログを開けてみたら コメントが2つあったので

コメント返しだけでもしよう・・・・・と思ったら、

近くにいた息子が



「ウィルス~~~ ウィルス~~~ ウィルス~~~ 

 母ちゃん~~こうしている間にもウィルスがぁぁぁぁ!

 トロイの木馬がぁぁぁ!」



とシャウトするので ウザすぎなので

再びのーとんを有効にした。

ウィンドウは真っ白状態に戻った。

ふと私は思い出した。



そういえば昔、何の絵柄も写真もない、真っ白のジグソーパズルがあったなあ。

ミルクパズルってやつ。

容器も牛乳パックみたいなのに入ってて。

けっこうヒットしたみたいで、続いて薄い茶色のジグソーパズルも発売されたなあ。

コーヒー牛乳パズルとか言って。

でも柳の下に、ドジョウは二匹居なかったんだよね・・・・・・。




こんな話、どうでもいいじゃないですかぁぁぁぁ!

あーーーーー、とにかくその後も懲りずに何度もトライしてみたものの、

やはり火曜日になるまでムリッぽい。

しかし 私の記事は、携帯から投稿するような風味、色合い、コクではない。



なので、今回、ネットカフェからの初投稿でした。

ええ、ええ、ネットカフェなんてこじゃれたもの、初めて入りましたよ。

ちなみに台風でした。

大自然に弄ばれての更新でした。


昼過ぎ、携帯に父から電話があった。

今日は市の無料健康診断を受けに 近くの病院へ行く日だ。



あたし「はい。なにーー? お父さん、結果まだでしょーー?」

父「アアアアアア アキラか! 

  おおおおおおおおめっ 大変なことになっちまっただ。」

あたしは咄嗟に立ち上がった。

あたし「え! どうしたの!?」

もしやまた転んで顔その他を擦りむいたとか?

今度こそマジで鍵を落としたとか?

診察室に入ったとたん、あなたはガンですと告知されたとか?



嫌な予感があたしの胸の内に膨れ上がった。




父「さ 財布を落とした!」


最悪~~~!!


父「四万円、入れてた。」


爆・最悪~~~!!!


あたし「なんでよりによって そんな大金入れてたの?」

父「すぐ入院してくださいって言われたら、と思って。」

あたし「健康診断で即入院ってフツーはないけど。」

父「警察には届けたから。」

ラッキーなことに、警察署は実家の隣町にある。



あたし「でももう、返ってこないと思ってた方がいいよ。」

父「うん・・・・・・・。」



ガックリ感が、携帯を通して伝わってくる。

そりゃ、貴重な年金だもの。

ズボンのポケットに財布を入れて出かけたのだが

夏用のズボンのポケットは浅いので、自転車をこいでいるうちに

財布が転がり落ちてしまったらしい、

それに気づかずに家まで来てしまったらしい、

と父は言った。



父「もうオラ、ズボンじゃなくて上着のポケットに入れるわ。」

あたし「そうだね、その方がいいね。もし落ちても見えるしね。」

とりあえずこの先、次の年金支給日まで生活費をどうするか。

あたしも父も動揺しまくっている。



まあ、貯金を下ろすしかないな、

落としたものはしょうがないよね、

金は天下の回り物だしな、みたいなセリフを

あたしと父で3回ぐらいずつ唱えて 無理矢理あきらめの境地に達した。

財布の中には、現金の他に各病院の診察券が6.7枚と

父の住所と電話番号が書いてあるメモが入っている。

電話を切って、あらためて良心的な人が拾ってくれることを祈った。

祈った 祈った。

カメハメ波が頭から噴き出すくらいの強さで祈った。




あーーーーー、もしあたしが犬だったら それも賢いシェパードだったら 

ソッコーで駆け付けて 実家から病院までの道路を何回でも往復し、

意地でも落ちてる財布を探し当てるのに。

チワワじゃ無理だけどな。逆にあたしの方が拾われちゃうけどな。

あーーーーー、今日はほんと心底シェパードになりたいと思った。




夕方、また携帯が鳴った。

この着メロ(青春アミーゴ)は父。



あたし「はい。・・・・・貯金、下ろしてきた?」

父「おおおおおおめっ 出てきた!出てきただよ!」

あたし「何が。」

父「財布だよっっっ」




ええ~~~~~~~っ!?



あたし「誰かが拾って知らせてくれたってこと?」


父「・・・・・それが・・・・・・・・・・わからねえだ。」



はい!?


父「あのな。さっき見たらな。

  ・・・・・・・茶の間のな。テーブルの上にあった。」

あたし「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

父「誰かが拾ってくれて こっそり家まで届けてくれたのかもしれねえ。

  世の中には良い人がいるもんだ。ありがたいありがたい。」


あたし「お父さん・・・・・・・・・。

    正直に言って。勘違いしたんでしょ?」


父「あ?」

あたし「帰宅してまず 自分でテーブルに財布を出したことをすっかり忘れて、

    ズボンのポケットに手を入れたら財布がない。

    それで 落としたって思い込んだんでしょ?」

父「・・・・・・・・・そういう可能性も無きにしもあらず。」



人騒がせな。

シェパードにならなくて良かった。

チワワにならなくてもっと良かった。


しかも、

父「金 数えたら、一万三千円だった。」

あたし「え?四万円じゃなかったの?」

父「あのな。一万円札が一枚と、千円札が三枚あっただ。

  オラ、全部一万円札と勘違いしただ。」



さらに人騒がせな。

父は恐縮して電話を切った。

あたしは自宅にいて、ただ電話で話をしただけだったが

なんか ものすごく疲れた。

いろんなモノを消耗した一日だったわ。

頭から噴き出したカメハメ波のせいかもしれない。
    


くつろぐ人気ブログランキング ←地球のみんな オラに元気を。
私は自慢じゃないけど、人の名前と顔は一発で覚える方だ。

しかし。

逆に名前を覚えるのがニガテだという方も、世間にはおられるようだ。



現在の職場のAさん(女性)は、まさにこのタイプ。

仕事はすごくデキる。

嫌味なくらいデキる。

ところが入社してから私のことを ずっと 「早乙女さん。」と呼んでいる。

私も初回こそ訂正したものの、その後も引き続き「早乙女さん。」と呼ぶので、

何かに取り憑かれたように 「早乙女さん。」と呼び続けるので、

私もおキツネ様のタタリとか怖くなって、「ハイ。」と返事し続けてきた。



早乙女さんは、私と同じ日に入社した人だ。

ところが私と同世代くらいで、偶然髪型も似ていたので、Aさんは混同してしまったのだろう。



決定的な違いは 早乙女さんは美人だ。

清楚な雰囲気も持っている。



なので私は正直 早乙女さんと間違われても、ちっともイヤな気はしない。

むしろ サオトメの方が響きがいいので、もっとサオトメと呼ばれたいと思っている。

私の苗字が早乙女だったら、私も少しぐらい清楚になっていたかもしれない。



それでは当の早乙女さんは 何と呼ばれているか。

「早乙女さん。」

当然。



で、さすがにAさんも気がつき、

「いやだぁーーーーー。もうーーー私ったらぁ。今までごめんなさいね、間違えてて。」

と 赤面しつつ私に謝ってくれた。

私は 「いえいえ、いいんですよ。」 と余裕かましてにっこり。

「で、なんてお名前だったっけ。」

仮に私は“吉田”姓だとしよう。

「吉田アキラです。」

「ヨシダさんね。わかったわ。もう覚えたからね。

 えっっとぉ、吉田さん、吉田さん・・・・・・・。」



これでもう私はサオトメさんとは呼ばれなくなる。

ちょっと悲しい気さえした。

慣れ親しんだ“早乙女”姓よ さようなら。



翌日から私は2連休だった。

連休明け、私が出社したらAさんがさっそく挨拶してくれた。



「おはよう!吉沢さん!」



私は「おはようございます。」と返した。



で、休み時間、Aさんはほんとに悪気がなく覚えられないのか?

それともイジワルでわざと違った呼び方をするのか?

はたまた リアルバカなのか?

あまつさえAさんのようにデキる人からすれば、私など眼中にないのか?

初めて考えた。



そうでなくとも ここの体育会系カラーは少し気になり始めていたから。

なにしろ先輩は絶対なのだ。

休み時間も先輩は畳の部屋でくつろぐ。

新人はパイプ椅子。

先輩から話しかけてくれるなんて 滅多に無い。

仕事でも 新人から尋ねないと、何も教えてくれない。



ここは昭和の相撲部屋。



最近は 新人同士、パイプ椅子で小さな声で愚痴を言い合っている。

普段何も言わない人でも、私から水を向けると

次から次と不満が出てくる。

皆、感じていることは同じなのだ。

口に出さないだけなのだ。



そんなこと こっそり言い合ってもしょうがないのに。

なんの進展にもならないのに。

でも、言葉で確認しあうと なんとなく連帯感が生まれるから不思議だ。



で、困ったことに 就労中、何をしていいかわからない超新人たちは

私の後を ゾロゾロとついて歩くようになる。

いやいや、仕事のことはほんと先輩に聞いてよ、

私だってまだ入って1ヶ月ちょっとなんだから ほんとそれは困る。

私は“吉沢”なんだからね。

タイムカードも 吉沢に訂正しようかと考えてるくらいなんだから。



話しやすい人と 取っ付きづらい人、好きな人と ニガテな人、

しばらくするとイヤでも分かれてくる。

理屈じゃない。



ところが、私より二日ほど遅く入った人が ちょっと困ったテイストでこう言い放った。

「あたし、人間関係に疎いっていうか・・・・・・

 あんまり人に対して好き嫌いないんですぅ。

 みんな良い人に見えちゃって。

 ・・・・・・・・・バカなんですかね?」





そのとおり!アンタってバカ!


いやいやいや・・・・・・そういうバカなら私もなりたい。

別名 すげぇ いい性格。

心からその人を羨ますぃーと思った。

尊敬すらした。



あーーーーー 背後からそっと抱きついて

ボンノクボからそのエキスを吸いたい。まぢで。



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もう少しでメーカーさんと関が原で戦っちゃおうかなと思った。



この世の物とも思えない、目の覚めるようなマズい

インスタントコーヒーを買ってしまったの。

これ、仮にカフェイン入ってなくも充分目が覚めちまうね。

まさにマズいのK点越えだね。K点越えて壁に激突って雰囲気だわ。



スーパーのオツトメ品ワゴンの中で、黄色い値札貼られて

“どうせオイラなんて誰も買ってくれない・・・・・・!生まれてこなければ良かった!うう・・・・・・っ”

ってたそがれてる、見たこと無いパッケージと商品名のインスタントコーヒーらしきものが

45度に傾いてたので、しかもありえないくらい安かったので、

なんとなく私カゴに入れてしまったのね。貧乏人の性としては。



ええ。生まれてこない方が正解でしたよ アナタ。


でもせっかく買った物だし、なんとか再生できないものか(貧乏人の性)と

ベタに牛乳を混ぜてみた。



ごめん牛乳さん。ある種レイプだったね。

あなたを辱しめる気は毛頭なかったそれだけは信じて!




ん・・・・・・っと。

やかんの中に煮出したウーロン茶が残ってるから

それで割ってみっか。



これが意外にイケた。



どどーんと目からウロコが集団で落ちた。角膜まで剥がれる勢いで。



このコクは、この風味は、キ キリマンジャロ!?


キリマンジャロ・・・・・・・・独身の時、職場の先輩に奢ってもらったきり飲んでないけどな。

こんなような味だった。  と 思う。



でなければ ブルーマウンテン?



悲しいかな 貧乏人はコーヒーの種類をほとんど知らない。

いずれにせよ ニセキリマンジャロ・ニセブルーマウンテン、 

どちらも略して ニセマン は これ以後、けっこう私のお気に入りになった。



息子にも勧めたら、消毒薬のニオイがする と言って飲まなかった。

その一言でまた 目からウロコが落下した。角膜大丈夫か?!

もはや失明寸前。



ニセマンは・・・・・ニセマンは・・・・・・私の腹黒さまで 消毒してくれてるのだ。

私をまっとうな人間にするために。




ん? インスタントコーヒーから消毒の臭い? それってヤバくね?

なんて考える人は ほんとまだ浅いね。

なんつーかカラダ張って守ったことがない人だね。

うさぎから扇風機のコードとか。

マイナスイオンがほんとに出てるか立証するより先に

まずコードをうさぎちゃんの歯から守らないとね 扇風機止まっちゃうからね。

ただの羽根のついたオブジェになっちゃいますから。



こんな風に人生には 退けない局面があるんですよ。

要するに ニセマンを守るのは私しかいないっつーか

どうしてカラダを張ってまでニセマンを支持するかっつーと

捨てるのがもったいない ただそれに尽きるんだけど。



本心はね

あーーーーー、インスタントじゃない高いコーヒー飲みてぇ。

ニセがついてない マン 飲みてぇ。



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サントリー“DAKARA”のおまけの豚ちゃん。

20070708140648.jpg ハンパなくバレエうまい。アタシ応援してますから。


現在、派遣で行ってる職場に 

【大豆生田真美】 (敬称略&名前は仮名) という方がいる。

何と読むか。



皆さんも jumee☆whyL だと思う。

実際 私もネームプレートを見た時、 jumee☆whyR と思った。

この人が 入社初日の私に、仕事のノウハウを教えてくれた。

この人で良かった。

私の好きなタイプ。

ハキハキしてさっぱりんこ、姉御肌で白黒はっきりつけようじゃぁないの、

でも人間関係はやや曖昧、状況によっては濁流にも流されましょう、みたいな。

しかしずっと気になっていたのが 苗字の読み方だった。



ダイズショウデン マミ (敬称略)
 
ダイズナマタ マミ (敬称略)



いやもしかしたら 大豆生 までが苗字で 田真美 が名前なのかも。

ダイズキ タマミ (敬称略)

ありうる。



しかし皆がこの人を呼ぶ時、「マミさーん。」なので、

タマミ説は消えた。

なぜかこの人だけ苗字でなく名前で呼ばれるので、

きっと よほど一度では覚えられない特殊な読み方なのだ。



もしかしたら日本人ではなく、 この六文字の氏名は 2 2 2 で分かれ、

中の2文字は ミドルネーム!?

ダイズ・ショウダ・マミ (敬称略)

お国はどこ?


そんなことを 帰宅してから30分も考えた。



ちょっと親しくなってから、おそるおそる尋ねてみた。






「 オオマニュウダ って読みます。」


彼女はハキハキと白黒はっきりさせるべく にこっと笑った。

「大を取ったら マメブタとも読めるでしょ?」

とオチまでつけて。



苗字と地名は読み方を聞いてビックリする時がある。



私はどこにでも転がってる、まったく陳腐な苗字なので

お陰さんで読み方を尋ねられたことはないのだが

そのかわり 銀行でも病院でも同姓を呼ばれる度、自分の番かと思って ドキッ!・・・・・・とさせられる。



オーマニューダ ――― ガラパゴスに生えてる樹齢1500年の聖木。

それでも通るような気がする。



かっけー。



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頭だけ左に傾けて ついうっかり爆睡中のコロ。

コロにしてはちょこっと珍しいポーズ。

人間に例えると、会議中 首だけ傾けて居眠りしているダメ社員 ――― お疲れちゃん・・・・・・明日から楽にさせたげて。

nennnekoro.jpg



ダンナはコロをとてもとても可愛がっている。


大泉逸郎の孫のように可愛がっている。


決定的な違いは サクランボ農家でないという点だけだ。

告白すると、あたしは大泉逸郎の持ち歌に 

「孫~女の子バージョン~」 と 「孫も大きくなりました」 があると最近知り、

己の世間知らずを恥じた。



そんなダンナが興奮して訴える。


「お前っ 知ってたか! コロのほっぺに毛が1本生えてる。」


im985age1.gif


「ほ、ほら、この目の少し下あたり。」


あたしが 「うん 知ってたよ。左右で色も違うんだよねー。」

と言ったらとたんに しょぼぼ~んとなった。


このしょぼぼ~んを訳すと、


《自分が第一発見者だと信じてたのにガッデム~~~!!なんてこったorz》


さらにあたしが 「これは何なんだろうねーー。ヒゲの延長線? 単独の頬毛? 

 でもきっと大事な役割があるんだろうねーー。」

と考察を1歩進めると、しょぼぼ~ん×2になる。



そんなダンナがまたもや興奮して力説する。

「お前っ、知ってたか! コロは座布団をカキカキした後で、元に戻す仕草もするんだ。」


まるで地面を掘るように、座布団やカーペットを前脚で掘るのを 

ウチでは “カキカキ” と呼んでいる。


コロは穴うさぎの子孫なので どこかにそのDNAが残っているのだと思う。


掘る仕草は もちろん巣穴を掘るため。

元に戻す仕草は 巣穴の出入りの際、

外敵から巣の存在を隠すために 土で出入口を覆うから。


と、何かの本で読んだ。


でもそれはだいぶ前、畑で実証済みだし。



06-07-30_17-52_7.jpg 10秒穴を掘っては



06-07-30_17-50_9.jpg 1分休憩。


06-07-30_17-47_3.jpg さらに掘っては


20070708150045.jpg 埋め戻す。


そんなの、ちょこっと観察してれば気づくじゃない。

あたしがそう指摘すると、ダンナは


sonota2c.gif 「ええーーーーーーっ!?」


とシャウトする。

このシャウトは、不満なのか感嘆なのかその他なのか 意味わかんねぇ。


そしてまた第一発見者になれなかったことに しょぼぼ~んとする。



なので、今度から何か報告があったら あたしの方が


sonota2c.gif 「ええーーーっ!? そぉなのぉ?」


と初めて聞いたかのように驚くことにした。

ついでに黒目も泳がせる。


ダンナは得意げだ。


夫婦円満の秘技、これにアリ。


ちょっとワザトラすぃーけどな。



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晩にダンナと外食した。

和風チックなファミレスは8時半でも混んでいた。

あたしたちの隣の席(ついたてはあったけど)の家族は、夫婦と小学生(男の子)、

それと祖父母らしき構成だった。

あたしはこんな風に人が集まる場所へ行くと、

ことごとく人間うおっちんぐするクセがある。

ダンナは 畑のかぼちゃが3つしかならないとか、最近コロが朝喋るようになったとか、

なんかイロイロ話しかけてきたけど、それはふんふんふーんとテキトーに流し、

耳と目は隣の席にマジモードで集中。



ん?コロが喋る話には食いついた。スルーできなかった。

なんでも、朝 おはよー!とダンナがコロに挨拶すっと、

トトト・・・・と走り寄ってきて、口をもごもご動かして返事をするというのだ。

それがダンナには

「おはよう。今日は蒸しますな。」とか

「グッモーニン。いつもパパさんはサワヤカですな。何か秘訣でも?」とか

そんなセリフとして心にこだまするという。

別の言い方では テレパシー。ソラミミ。幻聴。要経過観察。

あたしは決して否定しなかったが、ひととおり聞き終わった後 

「パパ、そういうことは世間で真顔で言わない方が・・・・・・・。」

と一応感想は述べた。

そういったやり取りをしながらも、関心は隣席へ。

なぜか。



そこの小学生が 大変 老成 していたからだ。

見た目もそこそこだったが、(大人になった時の顔が容易に想像できた)

箸使いの正しさ、口に手を添える所作の自然さ、祖母を見つめる温かく慈悲深い眼差し。

“菊次郎とさき” の武が一般的な小学生だとしたら

この子はもはや弘法大師様の域。

それも晩年期の、かなり悟り開き済みみたいな。

筆も誤らなくなった完全体のような。

ユニクロっぽい大きめのTシャツが法衣にさえ見えた。

親父をチラと見たら まさに凡人だったけどな。



たぶんこの子はあと10年もすれば 仙人になるね。

20年もすれば 混沌様になって世界を優しく包むね。

30年すれば宇宙の塵と化すね。

今日は宇宙の塵の少年バージョンの隣で食事ができて、 

あたしすげぇラッキーだった。



帰り道 ふと考えた。

どうやったらあんな子に育つんだろうって。

その子の資質か、ご両親の教育のタマモノか。



あたしの子育てなんて 反省を通過して、後悔咲き乱れるお花畑。

失敗は、量販店並みの品揃え。

できることならもう一度、出産のあの日に帰って命名からやり直したい。

いやいや、あたし自身 胎児時代からやり直したい。

胎盤からして取っ替えたい。

3回生き直して4回目も挑戦したい。

ある意味非常に前向きっぽい。

この前向きっぽさが個人的に好き。



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庭の朝顔 ばしばし咲き出したよ。

20070706003214.jpg



気がつけば、今日は七夕じゃないですかぁ!
七をタナ 夕をバタと無理やり読ます。美しい日本語です。
あべっちの好みそうな美しさです。



私が小学生だった頃、

七夕祭りはクリスマス会と並び、外せない年間行事のひとつだった。

子供たちが短冊に願い事を書き、それを笹にザラザラつけて廊下に立てる。

笹の葉サラサラ 短冊ザラザラ。

折り紙で作った金銀の星や 輪っかをつなげたのも、定番のザラザラ。



「字がうまくなりますように」――― 努力しな。

「しょうらい 大金持ちになれますように」――― あぶく銭は身に付かねぇぞぉ。

「髪の毛を伸ばしたい」――― 逆に伸ばせない理由はなんだ?

担任も読んでてさぞかし微笑ましかったろう。



その前年の七夕祭り。

私は好きな男の子がいたクラスの廊下へ走った。

もちろん願い事を読みに行くのよ。

一大事なのよ。

その子の短冊を 過呼吸モード&誰にも気づかれないモードで探し出し、

一字一字 舐めるように読んだ。




「野球がうまくなりたい」

うぉぉぉぉぉぉ!野球か!そうきたか!

野球してるとこなんか見たことないぞ。でも野球か!いずれ野球か! 

・・・・・・願い事、思い浮かばなかったんだな。そういう子だ。そこがまたいいんだ。

私は秘密を共有したかのようなコーフンを覚える。



その日から “巨人の星” を熱心に観るようになった。

テレビはもちろんのこと 漫画も読み続けた。

星飛雄馬は大リーグボールをなぜ打たれたか、それは その致命的な欠点とは



豪速球だが球質が軽い!



なるほど その致命的さに 私はトリハダが立った。



翌日の20分休みの時間、

女子も男子に混じってドッジボールをして遊んだ。

そこで私は、“ドッジボールの達人” と呼ばれた ハルヨシ君の球を

初めて取った。しっかと受け止めた。

ビックリした。

そして思わず口をついて出た言葉が、



「ハルヨシ君の球は 速いけど球質が軽いのよ!」



みんな根拠も無く納得した。小学生だったから。

そんな空気になってしまった。

以後、ハルヨシ君の投げる球は 女子にもことごとく取られることになる。

あてずっぽが的中して、私は動揺&コーフンした。

私ってすげぇ。

今 花形満になってる。



ハルヨシ君は “ドッジボールの達人” にかなりのプライドを持っていたから、

次の日学校を休んだ。

今 思えば罪なことをした。 ううん!巨人の星が悪いのよ。

飛雄馬が未熟だったから。



「女子がドッジボールに入りませんように」と書かれた短冊は

間違いなくハルヨシ君のだと思った。

それだけが無記名だったけど。私には分かった。

無記名だからこそ分かった。

別の意味で秘密を共有してしまったわ。



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庭の朝顔 ひとつだけ咲いたよ。

20070704175054.jpg



ホント 先日(7/3,/4)は久しぶりに松岡さんのことを思い出させてもらった。

山城君ありがとう。でもアンタと下ネタは、必然的にセットになっちゃうんだよねーーー。



松岡さんは両親と離れて、一人でマンションに住んでた。

40越えの悠々自適なシングルライフってやつ。

「たくさん作りすぎちゃって、一人じゃ食べきれないから。」

と言っては、おでんとか芋の煮転がしとか 

よくタッパーに詰めて持ってきてくれたなぁ。

でも松岡さんの作るものって みんなこげ茶色なんだよね。



なんつーか、醤油使いすぎっつーか、

良く言えば 味がしみ込んでるねーーー、だし 

悪く言えば これ、イカ墨で煮込んだの? ぐらいなお色だった。

実際、食べるとハンパなくしょっぱいし。



最初からみんなに持ってくるつもりで たくさん作る人もいるけど、

松岡さんの場合、自分の食べる分だけ作っても しょっぱすぎて食べ切れなくて

結局ここへ持ってきたっつー経緯を 

こげ茶色の大根が無言で物語ってた。

食べ物を絶対捨てられないんですよ 松岡さんて。

しわよせはいつも 反抗できない若いモンへ行く。

みんな 目で具の数をかぞえて、そこにいる頭数ですばやく割って、

一人いくつ食べればノルマ達成か計算してた。




「何?何かあったの?」

あたしが元気ないと、気を遣ってよく話しかけてくれたわ。

まぁ、ヘルパーの端くれやってれば 日々落ち込まない日なんか

なかったけどね。

でも、あたしがどんなに言葉を駆使して状況を説明したとしても

松岡さんのアドバイスはいつも V・S・O・P(べぃりー・すぺしゃる・わん・ぱたーん)。

「元気出して。気分転換して明日もまたがんばろ。」

なので、松岡さんには何を相談しても

まったく解決しないっつーことが分かったあたしは、

松岡さんが来ると むしろすげぇ明るく振舞ったので

自動的に気分転換への道まっしぐらになった。

THE・オート気分転換機・グレートマツオカ。



そんな松岡さんの好物は ゆで卵。

うん ゆで卵には味付け必要ないしね。

ゆで卵だけは連続食いしても ぜんっぜん飽きないっつー話だった。

フツー 胸焼けとかしない? 

コレステロールとか気にならない?

前世ヘビ?



「私ね、たぶん一生独身だと思うの。

 だから、お金貯めて小さくても庭付きの一戸建てを買うのが

 夢なのよ。」

あーーー  その庭でニワトリ飼うつもりだなって

あたし すぐピンときたもの。



今、 

ふさぎ込んでいても「何かあったの?」 って

気軽に話しかけてくれる人は、本当に少なくなった。

時代の流れかなぁ。



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20070704220331.jpg コロってば 


伊東四郎さんに見える時も あるんです。




 【フジTV:脳内エステIQサプリ イメージ図】


20070704220935.jpg 雰囲気的には

神田正輝を狙ったのですが









すぃかすぃ=しかし。 

どう転んでも どんな角度から撮ってみても

神田沙也加にはならないってことが分かりました。

神田沙也加もむしろ迷惑ってことも推察できました。



もしかして 隠れ老け顔?

ひそかに 苦労人資質?






普段は・・・・ 


ヤバイ~~~全然カワイイですぅぅ。



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ヤマ「だからさ、他人には強がったりしてても、本心は別ってことあるよね。

   松岡さんが、自分は永遠の処女であることを 本当はどう感じてるのか、キョーミない?」

私「あ そういう意味?」

ヤマ「なんだと思った?

   『カンソー・・・・・ あなたは選ばれたカンソーイチジクです・・・・・・・・』

   とか松岡さんの耳元で囁いて、ダッシュで逃げて来るって思った?」

私「うん。」

ヤマ「あんた、ほんとバカよね。ずっとバカだと思ってたけど、

   今 その3倍バカだって分かった。」

私「だーかーらー。どうやって探るの?」

ヤマ「だーかーらー。人間には深層心理ってのがあってね、そのものずばりの会話からじゃダメ。 

   むしろ遠まわしに、一見何の関係もなさそうな会話から その人の本心を分析して探り出すのよ。」



すげぇぇぇぇぇ。山城君、人間を手のひらの上で転がしてるよ いつのまに!?



行動予定表を見ると、午後の1時間ばかり 他の職員が会議や音楽療法の介助やらで全員出払い、

ナースステーションに残るのは 松岡さんと山城君だけ、という日がある。

私はパートなので会議その他には無縁、常時ナースステーションに居る立場だ。

いよいよその日がやって来た。




ヤマ「松岡さん・・・・・。

   いちじく好きですか?」


まんまじゃん!!


ナースステーションの隅っこで 私は居住者の遠足用のネームプレートを書きながら、

耳はバリバリダンボ もしくは でっかくなっちゃった!マギー審司状態。 



マツ「え?・・・・・何、いきなり。

   ・・・・・好きだけど。みずみずしくて美味しいじゃない。」

ヤマ「それが乾燥しちゃったんですよ。

   いつか食べようって台所に置いといたんですけど、

   そのまますっかり忘れちゃってて。気がついたらもう カサカサ。」

マツ「あらあら、忘れ去られたのか。かわいそうに。

   乾燥?・・・・・ふーーん、風通しが良かったのかしら。

   ヒビ入ってない?



ヤマ「もう食えないですよね。」

マツ「そんなことないわよ!

   腐ったわけじゃないんだもの

   乾燥したら乾燥したで、また別の美味しさが味わえるのよ。」

ヤマ「水で戻すとか?」

マツ「そうね。その水に砂糖を加えて煮詰めてみたら?ジャムみたいに。

   形はなくなるけど。」

ヤマ「うーーーん・・・・・甘いのはちょっと・・・・・・・。」

マツ「ニオイとかないの?ほこりくさくない?

ヤマ「いや、そこまで顔近づけてないから・・・・・・・。」
   
マツ「よく見て。カビてないんでしょ? 私なら、はちみつ塗って食べてみるわ。」



ヤマ「松岡さんには 捨てるっていう選択肢はないんですか?」

マツ「もったいないじゃない。何にでも使い道はあるのよ

   そうそう、Aさん(居住者:男性)のご家族の方がね、いつだったか 

   いちじくを差し入れてくれたのよ。Aさんが大好物なんだって。」

ヤマ「Aさんが?」

マツ「そう。あ、Bさん(居住者:男性)も好きだって。一緒に食べてた。」

ヤマ「Bさんも?」

マツ「男の人って、いちじく好きなのかしらね。」





山城君の結論。



松岡さんは 自分が処女であることに全く劣等感を持っていない。

むしろ誇りにさえ思っている。

その上 自分は爺さんたちの 「オナペット」 だと 目で言い切った。
   

                ※オナペット=死語。現在で言うところの「オカズ」




私「じゃあ、じゃあ、あたしたち・・・・・・・・・・・」

ヤマ「そうよ。夕日に向かって叫びながら走ってもかまわないのよ!」







imag8e11.jpg




施設の職員間に、「乾燥いちじく」が浸透するのに 3日かからなかった。
   


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いちじく ~ Yahoo!きっず 食材図鑑より~


私がまだ ちっとばかし若かった頃、

老人介護施設で働いていたことは 前の日記(たぶん 6/28)に書いた。

で、どこの職場にもおられると思うのですが、独身の お局タイプの女性職員。

大別すると2つに分けられる。



1つは 結婚してないけど、カレシはいるんだろーなタイプ。

もう長すぎた春で、今更入籍なんてバカらしくってアハハって感じ。 

それに経済的に自立できちゃってるし 下手したらカレシより高収入だし、みたいな。



もう1つは 仕事一筋のカタブツ女タイプ。

男性とプライベートな会話をしたのは 2年前の秋が最後だった。

その内容も “携帯の待ち受け画面ってどうやって変えるの?” みたいな。

もう どの角度から考察しても、仮に180歩譲ったとしても 間違いなく


処女。


不惑の処女。


多分米寿まで処女。



当時の私の職場、老人介護施設の女性職員にも、その典型がいた。

松岡女史。

ふかわりょうのヘアスタイルを短めにして、後ろは刈り上げ。

自信をもって、その髪型。

ラジオ体操第2でも、股を30度以上開いたことなし。



松岡さんのことを皆、陰で「永遠の処女」と呼んでいた。

でも でもね はにかみ屋の私は、ダイレクト過ぎてそんな言葉、

とても口に出せなかったの。

第一、大先輩に向かって失礼じゃぁないですかぁぁぁ。

もっとチャーミングで、らぶりーで、皆が口ずさめるニックネームはないものかって

山城君と清拭用のタオルを巻きながら、考えた。

細木数子の改名の儀式 ~あんた今のままだと死ぬわよ~ より時間をかけて、

松岡さんのために ずばり!考えぬいたのです。









乾燥いちじく。






im47age1.jpg 【イメージ図】


すると 山城君に例のオネエ言葉で、こう非難された。

ヤマ「本人がいないところで言うのは、悪口よ。

 アタシそういうの、嫌い。」

山城君は自分に超甘く、他人に超厳しい人だったけど、たまにマトモな発言をするんだよね。

うん、言われてみればそのとおり。私、なんか恥ずかしくなった。



ヤマ「だから今度、アタシ松岡さんの前で言ってみるわ。」



20070420231129.jpg ええーーーーーっ!?



□□□ 明日へ続く □□□


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若い頃の夢は建築家だったそうだ。

今の夢は “足手まといにならない老人” & “自力排泄よいつまでも”。



先日、実家に帰省した折に 白日のもとにさらされた

81歳の父のセキララな日常を一部公開。一文長げーよ。



朝 起きて歯を磨く。

「これ 歯磨きっ粉かい!?」

薬剤の色がくすんだ紅色なので、驚いて私に尋ねる。

昨日も同じく驚いてた。

やっぱな。歯磨き剤は白以外は買わない方がいいな。少し後悔。

ほどなく アバウトな歯磨き終了。

「これ、オラの歯ブラシだからな 間違わねえでくれよな。」

歯ブラシをしまう時、必ず私にそう言う。

念押しされなくても、絶対使わないから大丈夫!




父は体重計のことをなぜだか 「ポンド」と呼ぶ。

「ポンド量ってくれや。」 = 体重計の目盛りを読んでくれ、という意味。

父は加齢とともに目が悪くなり、目盛りのような細かいものは全く読めない。

しかし なぜポンド

単位から来ているなら、キロ でもいいような?

いや 普段、尺とか寸とかという昔の単位で話をしているのだから 

カンメ が自然なのでは?

なんか、生活のごくごく一部だけ無駄に欧米化。

なので私が気を利かせて、「73ポンド。」と読んでやると、

「73キロだろう。」と訂正が入る。わけわからん。



「ん・・・・・73?ほんとに73か?・・・・・・おめっ それほんとか?」

年を取ると本っ当に疑り深い。

3度聞かれた。

「オラ・・・・・オラ・・・・・・太っただに!」

本人いわく、「この一週間で3キロ太った。」らしい。

その一週間前のポンドは 虫めがねを数枚重ねて自力で読んだ、と言う。



73キロにうろたえてヨロヨロと居間まで行くと、

カレンダーの今日の日付部分に 赤マジックで

やせる  と書いた。

固い意志のもと、ご飯の量を減らす。

甘いお菓子を断つ。

こういうところは、それなりにスジを通すのだ。

酒はやめないけどな。



70キロがベスト体重だと思っているので、(身長 165センチなのに)

それより増えても減っても 病気になるとガッツり信じている。

病気=入院=もう帰って来れない(自宅に?この世に?)、という図式。

その一念で、意外なほど すっ と70キロまで戻してしまうのだ。



ポンドの上で 「ダイエット成功~~~。」と弱々しくシャウト。

“ダイエット” は数少ない、父の横文字ボキャブラリーの一つなのだよ。

他には “ミニトマト”とか。

欧米化の波、つつましく。




時々 庭を見て、

「あー また隣の家の猫が来た。フンを散らかしてくから臭えだよ。」

と怒る。

実際、いる。

庭を散策して、

「バラの葉に、毛虫ついてる。」

とつぶやく。

実際、いる。



お父さん、細かいものは見えないはずでは!?



なんとなく 長年の経験に基づく“気配”でわかるそうだ。

老人とは、忍者に一歩近づくことと心得たり。

つーか じょじょに仙人化? 足 浮いてきたような気がするし。

ほんと 足手まといにならない夢、叶いそう。



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いるんですね。墓地のど真ん中で家庭菜園する人。


20070630223054.jpg


すでに土を耕した時点で 何かがザックザク出てきそうな予感たっぷり。

ちゃぶ台の上に 謎めいたメモ 「米茄子はやめておけ」 を残し、

誰か一人くらい消えてもおかしくない設定だわ。

そんな命懸けの菜園が見れて あたし 感極まった。



こんにちは。アキラです。



夕方、玄関のチャイムが鳴った。

ドア越しに見たらY新聞の勧誘の男の子が 所在なさげに立っている。

勧誘員なんてしょっちゅう変わってもおかしくないのだが、

この子は違う!


この子はもう何年も、この地域担当の敏腕勧誘ボーイなのだ。

まず立ち方がいい。重心は左側、心もち傾き加減。

そして困ったような顔でちょいマバタキ多め。

「ボク、どうしたの?何かあったの?オバさんに話してごらん!」

とガッツリ問うてみたくなるような ご面相の持ち主。



この顔で「お願いしますよ~~~頼みますよ~~~~。」

2秒おきにアゴを上下させる。お辞儀とも会釈ともびみょ~に違う。

で、胸のあたりで両手を軽く合わせる。

その手でトントン リズミカルに自分の胸を叩く。

「半年~~~~半年~~~~。」と言いながら。

前歯が1本欠けているのも、ポイント高い。



まさに新聞を勧誘するために生まれてきたような、神の申し子。

もうA新聞もM新聞も一生読めなくてもいい。あたし後悔しない。

そんな気にさせる何かが この子にはある。



THE 逸材。



で、私はもう 何の迷いもなく契約する。

言われる前に、シャチハタばしばし押しちゃったし。



その後、申し子はバイクに積んだ箱から 洗剤を幾つか持ち出してくる。

「あのぉーーー、少なくて悪いんですけどぉ。」ってな。

箱の中にもっと入ってるの、見えるんだけど

「いいのよ、いいの。悪いわねー。助かるわー。」

なんて思わず言っちゃう。

なんか 伸び伸びさせてあげたい、安心させてあげたいって思わせる子なのね。



絶対この子、業績トップだと思う。



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