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風の吹くまま日記

去年の今頃の私は “ブログ”という存在は知っていたけれど

ブログってどういう人たちが何の目的でやるんだろう、ってポカーンと思うだけだった。

それまでは自宅のパソコンは一ヶ月に数回立ち上げるだけ。

それもインターネットで情報を得る手段だけに使っていた。



ある日 うさぎを飼うことになり、飼育書を本屋で立ち読みしていたら

店番のおばすぁんが とっても迷惑そうなビームを発していたので、

小心者の私は 情報を主にネットから得ることにし、店を出た。

その日から うさぎ関連のHPやブログを手当たり次第に観るようになった。

生活が一変した。



私のアンテナはある種の限定された空気にのみ反応するらしい。

小さい頃からそうだった。

いわゆる“よくできた優良作品”には、ちっとも心を動かされたことがない。

HPやブログでも いつしか 個性が前面に踊る自由な空気に包まれたものだけを 

選んで観るようになっていた。

カウンタが7桁埋まっていても、常に人気ランキングの上位に位置していても、

それが私の好みにカスッてないものはまったく無視した。

うさぎ関連の情報をひととおり入手してしまうと、うさぎを離れて

自然に 一般の日記、読み物サイトへと興味は移行していった。



そして決定的な出会い。

Kさん(男性)が運営しているブログを観たとき、

こいつすげぇ  と感じた。

ゾクゾクした。

Hさん(女性)のブログを観た時も、

ひゃぁ と思った。

後頭部にガーンときた。

持って生まれたセンスと筆力にただただ圧倒された。



その後はおきまりの “私もやってみたい!” というマイブームの到来。

先日、Kさんにダメモトでメールを出してみた。

それも愚痴のような悩み相談みたいな、もらっても困るだけのメール。

返事が返ってきた。

正直びっくりした。

まじめに簡潔に答えてくれていて、それはブログのイメージのKさんと違っていた。

嬉しかった。



KさんやHさんの文章を読むたび いつも刺激をもらう。

もらうというより、向こうから勝手に発射してくる。

今もって私の偶像。

届かないパワーの差。



すげぇなぁという嫉妬にも似た憧れに突き動かされ、

私は私のブログを続けている。

私を動かすチカラに いつどんなきっかけで出会えるか。

去年の自分は 今と全く違う世界で暮らしていたことを考えると、

不思議な感じがする。




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メカコロ(Blog Pet)にくちぐせを覚えさせてみました。

普段ここでも何の気なく使っている言葉なのですが、

第三者に連呼されると そこはかとなくこっぱずかしいものですね。

恥じらいに目覚めたアキラです。すでに手遅れです。



本日は雨の中、車で実地踏査に行って参りました。

来月から通う職場の所在地確認 及び 職場までの道程と所要時間、

距離(ガソリン代請求のため)、駐車場の確認等が主とした目的です。

まったく妙なところに生真面目なアキラです。



しかし本日の実地踏査は無駄に終わりました。いやいや、特に驚くことじゃありませんて。


なぜなら 私は 札付き(永遠に更正不可)の方向オンチ だからです。

まず 恒例、地図を見ながらも道を間違えた 時点で 終了。


その瞬間、正確な時間と距離が ハイ消えました。



なので本日成功したのは、職場の所在地と駐車場の確認だけでした。

チャーミーな従業員らしきオッサンの後姿にも遭遇。

超個人的にトモダチ1号とあだ名をつけました。



それにしても実地踏査の失敗は遺憾なので

帰宅してからもう一度、新たな気持ちで挑戦しようかと思ったほどです。

いやいや、完璧主義ではなくて、単純にムキになりやすい一面があるのですよ。

でも同時に面倒くさがり屋の一面がそれを相殺してくれるので、本当 いつも助かってます。

ありがとう面倒くさがり屋。貴店のおかげで今日も無駄をしなくて済みました。



まあね だいたいの時間は分かったしね、距離は初出勤の時に把握しても間に合うしね。

でもね 日付が変わるとまたメラッと来るものがあるんですよね。



たぶん明日も実地踏査するねあたし。



ま、こんなに用意周到に準備しても カンタンに遅刻したりするんだけどね(笑

遅刻しないでタイムカードを打刻した時点で、すでにその日の仕事を半分クリアした気分になるからね(笑

仕事前からエア充実感満開(笑




笑ってるのも今のうちだよーーーーーっ?!




最後の一行は にしおかすみこ風にお願いします。




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さてさて、何ヶ月ぶりのフルメイクです。

化けました。 ええ、虎穴に入る覚悟で化けましたとも!

しかもスーツです。

そう・・・・・今日は面接なのです。

ハケン会社の面接日なのです。



しかし、面接会場はチョイ異様な空気に満ちておりました。

なんつーか・・・・・面接係の方が尋問口調ってゆーか・・・・・・・

刑事の取調べみたいな・・・・・・

事件は現場じゃなくて面接会場で起こっているんだみたいな・・・・・。

主婦だと思ってバカにしてるような雰囲気。

あたし、少し後悔。



正直、やな感じだった。

蟹工船 連想した。

野麦峠も 頭をよぎった。

アンクルトムの小屋も 思い浮かべた。

私の隣にいた女性は、「ワタシハ漢字読めないのでムリデス!」と

けっこうちゃぶ台ひっくり返す勢いで中座した。

ああ、アジア系の外国人女性だったのか。日本人じゃないんだ。

それ以外の理由で漢字が読めないとしたら、ちょっと怖いもんなぁ。

あれだけ毅然と言い放てないよなぁ。

てかそんなら始めからここに来るなってツッコんでいい?



はぁ~~~~、私もなんとなくテンション下がってしまった。

でもせっかくここまで来たんだし。

フルメイクだし。

どぉしようかなぁ。




私 おずおずと切り出してみた。

「あのぉ・・・・・ワタクシ・・・・・こういう仕事、今までやったことがないので・・・・・・・。」




「はい?」






「やってみます。」





そういうわけで、来月からボチボチと働き出すことになりました。

知らない人と出会うのが割と好きなので。

たまには知らない人に両差しでがぶり寄ってみたいので。

状況が許すなら小手ひねりでぶん投げてみたいので。

ほぅら もう仲良し。



できれば、難しい漢字にはフリガナふってくれると嬉しいです。


日本人ですけど 何か。



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実は明日午後、就職の面接があります。

父も一時よりだいぶ落ち着き、ここのところ小康状態なので

またパートに出ようという気になったわけです。

いえ 正直、出ざるを得ない財政状況なわけです。

ウチには金食い虫の大学生二人がたむろっているのですから。

そんで求人広告を見て、メラッと萌えたところにお気軽に電話したら

明日面接においでと事務的におっしゃって下さったので、

猫の皮を15枚ほどかぶって行くつもりです。



しかし そこまで段取りを組んで、にわかに気がついたのです。

あっ・・・・・コンタクトレンズ作らなきゃ・・・・・・・!

3ヶ月前に何気に踏みつぶして以来、ずっとメガネで生活してきたけど

こういう機会がなければなかなか作らないタチなんで、

重い腰を上げてようやくコンタクト屋さんへGO!



久しぶりに行ったその店は、店員さんも随分入れ替わっていて、改めて

人間関係の難しさ 時の流れを感じてしまいました。。。。。

しかし! 時の流れに身を任せながらも目ざとく 獲物発見 

こ こ こ 小池徹平に極似の店員さんを発見!

♪森永アロエヨーグルト~と背中が歌っているではありませんか!



思わず何かにつまづいたフリをして その背中にすがりつこうかと、

場合によっては のしかかってニオイなんか嗅いじゃおうかと一瞬思ったのですが、

そういうときに限ってなんも床に置いてないのよ。

電気コード1本、無造作に丸まってないのよ。



いやいや 待て待て 焦るな焦るな もうじき呼ばれるから。

♪わか~るわかるよ君のキモチ ハードレンズを作りたいんだよね~?

って エアギター(フォーク)を弾きながらね、甘い声でね。



でもね、絶対こういう妄想が現実化したことないのよね。

事実私を呼んだのは、この道ひと筋 大ベテランぽいオネェチャン。

イメージで伝えるなら そうさね・・・・・・・・



轟 裾野――とどろき すその―― 趣味:河川敷清掃 って感じさね。


徹平コピペ君は、私のすぐ後に入店した若い男の子についた。

あと5分遅く入店していたら私の運命はびみょ~に変わっていたかもしれない。

あの時私は 電柱にぶつかって5分ほど気を失うアクシデントを

生まれて初めてまぢ希望したね。



そんなわけで私のメニコンEXは 河川敷清掃に萌える裾野さんが作ってくれましたよ。

裾野さん、徹平コピペ君と親しそうに何か喋ってた。

羨ましいぞ裾野。



なんか久しぶりのせいか、目の中 違和感満載なんですけど。
 
明日大丈夫かな。




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お久しぶりです。大人な事情でしばらく実家へ行っていたアキラです。

だもんで、大人度グレードアップの気配むんむんです。

今日からこのブログはR-18、ピー音の乱反射へと生まれ変わるかもしれません。

てかキャストがぢいさんとおばちゃん超熟女じゃ、展開は間違いなく縁側行きですけど。



そうね・・・・・イロイロ イロイロ あったのよ。この一週間というもの、風神雷神Ⅱに乗った気分だったあたし。

でも、案外話し始めると、2分強で終わっちゃうものなんだけどね。

まあ、断片的に覚えてるところ(酔っ払い?)だけ話してみようと思う。



大正生まれでもうじき81歳になる父は、最近モア気弱なのですよ。

で、ヒマさえあれば ってかむしろヒマを作ってでも

安楽な死に方、死に場所を試行錯誤する毎日なわけですよ。

そんな父が選択したのは “ 山にこもり、静かに最期を待つ ”。



私「お父さん、それは餓死ってこと?あるいは凍死とか?」

父「ああ・・・・・・・・・・・。」



お父さんっ!!ぶわっっっ(溢れる涙)



父「でもな・・・・・・・・今は、ちょっと下りればコンビニがそこらじゅうにあるからな。

  ハラ減ったらなんか買って食うからいいわ。」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

父「寒かったらジャンバーでも靴下でも買えばいいしな。」






私「お父さん・・・・・・・。そしたら山にこもる意味がないのでは?」

父「ああ、そうか!(まぢ気づき)・・・・・・・・じゃあ、カネは持っていかない。(悲しげ)」



思わず グッとくるものが! 胸に! 込み上げ!




「夕方には帰ってくる。」





お父さん・・・・・・・・世間ではそれをハイキングというのですよ。




父「あ~~あ どっかに 天国行きの切符が売ってねえかなあ・・・・・・・。

 そうしたらどんなに高くても買うのに。」



お父さん・・・・・・・・・・・今まで悪事三昧を働いてきたのですから、天国へは絶対行けませんよ。

娘の私が折り紙つきで保証します。なんなら業界初の3年保障で。



「2枚・・・・・・。」



えっ?!なに?なぜ2枚?



父「おめえの分と。」



私まで お付き合いで死ねと?それってもしや殉死の強要?



ぅおーーーーい!今からハニワ作るから待ってろやーーー!

              ※古墳時代、殉死の慣習を止めるために人の代わりにハニワを埋めたらすぃー




今日から私をハニワ職人のハニーと呼んでください。
(キューティーハニー、波乗りジョニー等類似品にご注意ください。)




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 FC2さん気を回し過ぎです。でも押してくれると嬉しさ倍増かも。
きょうメカコロが興奮された!
実はアキラは担任ー!
実は長野まで厳選しなかった?


*このエントリは、ブログペットの「メカコロ」が書きました。
ホットペッパーのCMって面白すぎ!!現在の宇宙人編もハトのフン編も、次に言うセリフはもう分かっているのに毎回笑える。

これ作った人すごいよ。と感心しきりのアキラです。

しかし何と言っても、過去にオンエアされた

クラシック風味の若い作曲家が演歌調の曲をピアノ伴奏しているバージョンが、一番笑えた。

もうこれには“ヤラレタ!”と思ったね。

でもホットペッパーという商品(クーポン?)そのものには 全く興味がわきません。

もし営業不振でこの世からホットペッパーが消えたとしても 

CMだけは流し続けて欲しい。そんな私はワガママでしょうか。



ビタミンウォーターという商品にもまったく興味がわきません。

しかし 速水いまいちの経歴は知りたいと思うのです。

いまいちと一緒にふなばてぃーでてぃん呼吸したいと思うのです。

やはり私はワガママですよね。






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パッション屋良説もある。



ムックは劇団ひとりっぽい。



くつろぐ人気ブログランキング ←無理強いはしません
我が家はダンナの一存で、自宅の近所に3坪ほどの土地を借りて

ほのぼのとした家庭菜園を営んでいる。

借賃を年間1万円弱支払っているが、それが高いか安いかは判断にお任せしよう。

で、今日、ダンナが会社の帰りに家庭菜園に寄って収穫してきた菜っ葉
がこれ。

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菜っ葉そのものより 見事な虫喰いっぷりに目がいく。

初めまして 青ムシさん。 テヘッ。

ハラショー無・農・薬。


私「これは何ていう野菜なの?」

ダンナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

私「?」

ダンナ「植えた覚えないんだけど。」




ガビーン! (ベタなリアクション)



ダンナは休日、気まぐれでホームセンターへ行き フィーリングで種を選び、

何かに取り憑かれたかのように 畑に蒔く性質があるので、

芽が出て成長し いざ収穫する段階になって 本人が一番新鮮に驚くのだ。




「俺、こんなの いつ植えたっけ?」



ゴゴゴゴゴ・・・・・・・ (ベタなリアクション 2)



そんな時は たいてい“万年青菜(まんねんあおな)”というネーミングで落ち着く。

ダンナが作っている野菜のおおむね3割が万年青菜だ。



しかし一応、収穫したからには食べないと損、という卑しい理念のもと

私はとりあえず鍋でゆでてみた。

普通菜っ葉類は サッとゆがくのが旨いのだが、ゆでてもゆでても いかんせん硬いので、

ガス代も棚に上げて15分はゆでたね。

もう我を忘れて ビタミン類全部流れ出るのを覚悟でゆでたね。

で、酢味噌で和えてみた。

何かから逃れるかのような勢いで和えた。

で、付け合せのハンバーグも作った。

今夜のメインは 神聖な万年青菜の酢味噌和えで、付け合せに俗物なハンバーグね。

一応 ダンナを立てたわけね。



食事が始まる。



もしゃ もしゃ もしゃ・・・・・・・・・・。



笑顔も会話もない。

笑ったら口の端から繊維化した茎が 飛び出してしまうのだ。

会話などしていたら飲み込めないほど硬いのだ。




もしゃ もしゃ もしゃ・・・・・・・・・・。



それはまさに咀嚼訓練。

卑弥呼の時代は たしかこんな食事が普通だったと聞く。

木の実、干した魚など硬い物しかなかったから。

弥生デモクラシーにむせび泣く 平成の一般家庭が今ここに。



もしゃ もしゃ もしゃ・・・・・・・・・・。



ベジタリアンのサミットは終わった。

そして次は、いよいよ俗物王のハンバーグへ。

ハンバーグなんて メタポの温床さ。

現代人の汚点だね。しかし ま あれだね。






正直に言うよ。うまいよ。



フツーに美味いから。

しかも5噛みもすれば のどもとを通り 自然に食道に流れていくぢゃないか。

食べながら笑ったり話したりできるぢゃないか。



メタポ? うん、話のタネに多少はメタポも経験しないとな。 

何しろ現代人だもんな。




ええ まぁね いろんな意味で収穫物全部、さりげなく近所におすそ分けできたらなぁ、なんて。

ただ 何も聞かず 黙ってお受け取り下されば本望です。いろんな意味で。



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8月のお盆あたりに中学の同級会を開くことになり、

例によって担任を抜かして盛大に開くことになり、

私と大澄君というナイスガイが、栄えあるイケニエ 幹事に大抜擢されたわけなんですよ。

まさに水面下で順番通りの展開です。五十音順ともいいます。

で、私は4/22~29まで長野県の実家で 庭の草取りをしたり 

年寄りを風呂場で丸洗いしたり等 何やらあやしい親孝行をしていたのですが、

その間に1回、打ち合わせを兼ねて 大澄君と会食したわけです。



その内訳は 談笑70%、賞賛25%、硬直5%。

久しぶりに会った者同士に、よくある光景です。

ちなみに大澄君はいまだにシングルです。

で、このお肉柔らか~いとか バカボンのパパの本名は何だろうとかいうひととおりの流れを経て、

自然にパンチラの話になりました。

大澄君は、露骨に全部見えるのはイヤなんだそうです。むしろ目をそむけたくなるそうです。

見せるつもりはなかったのに チラッ・・・・・・と見えてしまった、

本来見せないのがルールなのに 油断してたらはみ出していた、

などなどのパターンがヒジョーに興奮するのだそうです。



私「じゃあ、集合写真とかで、そこに本来居ないはずの人がチラッと写ってた、みたいなのも ある意味興奮する?」

     実は大澄君は霊感が強く、よく霊を見るというのです。

     話しながら窓の外を目で追ったりすることもあります。

     今おじいさんが外を通っていった、というのです。

     5階のレストランなのに。


大澄「それは・・・・・・・。」

「うんうん。」

大澄「どっちかっていえば・・・・・。」

「うんうん。」

大澄「座敷ワラシに分類されるね。」

私「・・・・・・・・・・・。」

大澄「ワラシったって、50代くらいのもいるよ。」

私「・・・・・・・・・・・。」



どうやらチラッで興奮するのは パンツ限定のようです。

そこで、もとよりサービス精神旺盛な私は

同級会に向けて大澄君と心一つに幹事業を遂行するため、

彼が 大・興・奮 する写真を 善意でプレゼントしてあげました。

有無を言わさず携帯に送りつけてあげました。




パンチラ写真です。

しかも白です。

本来あるはずのない場所からはみ出ているのです。

まぎれもなく油断してたらはみ出してしまったという、

大澄君が狂喜乱舞して喜ぶシチュエーションです。

まさにコーフンのるつぼ。








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翌日、さっそくメールが入っていました。

“ ありがとう ヌケたよ  お礼に座敷ワラシの厳選写真を数枚、添付しました。気に入ってくれると嬉しいなあ ”





もちろん写真は見る前にソッコーで削除。

大澄君・・・・・幹事がんばろ・・・・・・・・。



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今朝、テレビで英国人の4才の女の子が誘拐されたというニュースを見た。

ベッカム選手やJ・K・ローリングさん(ハリポタの作者)らが情報提供を呼びかけ、

6億円を越える報奨金が集まったという。

ここに 両親その他の人々から生還を切望される命がある。

もしこの女の子が無事帰ってきたなら、

この子は たくさんの人々の善意に感謝し、再び両親の愛を一身に浴びながら 

今後の人生を歩んでいくのだろう。



そしてまた、熊本の赤ちゃんポストに3才~4才の男の子が預けられていたというニュースも見た。

ここには 両親から共に生きることを拒絶された命があった。

3才~4才といえば もちろん親の顔も認識し 親との思い出のひとつふたつも覚えているだろう。

もし誰かが この親の悪口を言ったとしたら、

この子は顔を真っ赤にして怒るのだろうか。

せめて記憶を何一つ与えないというのが 最低限のルールだと思う。

預けるのは1才未満の赤ちゃんにして欲しい。


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前夜はどんな晩ごはんだったのだろう。

オモチャのような物を買ってもらったのだろうか。



別れ際、親はどんな言葉をこの子にかけたのだろう。

親の背をこの子はどんな顔で 見送ったのだろうか。

親は振り返っただろうか。


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どうか 透明で暖かい風が いつもこの子の周りに在りますようにと

私は願う。



両極端の幼児の命のゆくえが、同日に報道された朝だった。 


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(写真は記事と関係ありません)
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こんにちは。髪型だけ長澤まさみのアキラです。

朝起きぬけは、ビミョーに鬼太郎よりですが、ともすると一日中鬼太郎のままの日もあります。


はい。気にしません。


しかしこんな私でも 10年ほど前は、つまり私が30代の頃は、人並みにルックスをば 気にしていたのですよ。
 
当時チョイ太めだった私は

脱・ゴン太くん体型! を密かに企て、なんと14Kgものダイエットに成功し、

みごと23%コンパクト化(当社比)を果たしたのです。

しかし、結果が出て初めて表面化した真実もありました。

痩せても脚は伸びない。

つまり、のっぽさんにはなれませんでした。

肥えたゴン太くんから 痩せたゴン太くんへの変貌が精一杯でした。

伏せた植木鉢から 伏せた紙コップへの変貌が 私の精一杯だったのです。



しかし私はあきらめませんでした。

体内の水の流れ(血液、リンパ液など)および気の流れを正しく円滑に改善すれば

きっと新陳代謝も活発になって、

せめて くびれのある ゴン太くんへ グローイングアップできるはず!!

そこで さっそく近場の太極拳道場へと通うことにしました。

ご存知のように中国四千年の歴史にも埋もれることなく

脈々と伝わってきた 太・極・拳 ですよ。

もう明日っから つま先立って両腕なんか開きながら 

スロー再生みたいに歩いちゃうよ。

真冬でもハダシで廊下滑るように移動しちゃうよ。

何しろ水の流れ気の流れ正しいんだから、老廃物なんかソッコーで排出しちゃうんだろうな。

口から飲み込んだ空気も、漏れなくほどなく下から出しちゃうからね。

大も小も、毎日驚くほど薄利多売でバンバン流通させちゃうからね。

まっかせて~~~。るん♪



しかし私の体は、意外なほどワリバシ伝説だったのね。

ゴン太くん 硬いよ。

紙コップの中に粘土とかしこんでない?

でも、何とか、他の人たちと、同じように、動かなきゃ。 ヒィ~~。

腰をゆっくり深く沈め 右脚を伸ばし切り またゆっくり起き上がる。

何・・・・・・・・・・私だけ不知火型?

このぎこちなさ。あ 先生も呆れてる。ちゃんとやらなきゃ。

でも焦れば焦るほど、膝や腰に余計な負担が行き

爽やかな汗なんかかけない。妙な冷や汗だけが滲み出る。



翌日は下半身が痛い。もしかしてスジ違い?筋肉痛じゃね?

結局、そんなこんなの繰り返しで 半年通ったけどやめてしまいました。

私が教えられた通り、正確に動けなかったからなんだろうけど、

体のあちこちが痛むばかりで 水も気もやたら滞ったみたいです。

太極拳を何年も続けている人たちって、覚えが早くて正確で おかげで体調が良いから

どんどん上達していくんだろうなあ。

ワタシには 無理でした。



あれから10年を経て、無事40代になった今、

足が上がらなくなって 廊下なんか滑るように歩いてますから

動作も緩慢になって スロー再生みたいに動いてますから


狙いどおりです。グッ♪(親指立て



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昨日の晩ごはんの残りの天ぷらを、砂糖と醤油たっぷりで煮たスペシャル天丼を

朝から食らって、胃もたれ全開のアキラです。

♪てんてんどんどんてんどんどん という軽やかな歌声が頭の中でリフレインされています。

脳内歌声喫茶。

団塊の世代の方々は、歌声喫茶といえば 懐かしさを覚えるでしょう。

店内で見知らぬ客同士が肩を寄せ合い歌を合唱するという、 

日本人の美しき国民性で飽和状態だった喫茶店があちこちで繁盛していたといいます。

伴奏は、ギターもしくは手ふうきんアコーディオン。たのむよ横ちゃん。

そして琵琶湖周航の歌とか カチューシャとか カエルのうたとか そういった系の歌を

心ひとつに ろうろうと 合唱するのです。

その合間にコーヒーやソーダ水を急いですするのです。

歌声喫茶が再ブレイクすれば 日本の凶悪犯罪は 激減するような気がします。

何の根拠もないのですが 確かにそんな気が ほんのりします。

私的には もう当分アブラ物は食うまいぞと ほんのり決意します。

その後あんこたっぷりの串団子を食べました。

だってだって賞味期限が今日までという不可抗力なんですもの。

これはアブラじゃないし!ちーと糖分が多いだけだし!

と壁に向かって不要な宣言をしてから食べました。

そいつがいけなかった。

そいつがとどめだった。

今脳内では てんてんどんどんと おとうとおもいのちょうなん がコラボってます。



すてき~なハ~モニ~。



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たとえば 王様に飼われているうさぎでも 

自分にとって何が大切なのかを 知っています。

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自分を撫でてくれる 王様の温かい手。

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王様がわざわざ異国から取り寄せた 高価なフルーツより

喜ぶのは 食べ慣れた農家のニンジン。

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王様に飼われているうさぎは 王様だからなつくのではなく

王様が愛してくれるから なついています。

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うさぎの小さな脳みそで下す判断は 見事なほど 正しい。 


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宮崎産 桐の箱入り高級マンゴーが話題になっている。

どこぞのセレブな果物店(その店に叶姉妹の姿がないか探してしまった)に置いてある 2個入り贈答用が、

なんと15,000円もするのに 一日で90箱近く売れたという。

私なんかがもしそのマンゴーを食べられるとしたら、 

もうね、間違いなくね、不治の病にかかったとき。


ほら この世の最後の美味しいものだよ・・・・母さん・・・・・・。


不治の病でないとしたら、いったいどんな状況にある方々がお召上がりになるのかしらと思ったら

□母の日のプレゼント用に 孝行息子がお買い上げ。

□お世話になってる弁護士さんにお礼として 気さくな紳士がお買い上げ。




私はついうっかり深読みするタチなので

□この息子は過去どんだけ不良少年で どんだけ母親を泣かしたんだ?あ?

□このオヤジは弁護士の世話になるようなナニをいったいやらかしたんだ?あ?

という発想に無理なく至る。



そしてほどなく結果にだけ光を当て

□私の息子たちも極悪ヤンキーだったらなぁ・・・・・ちっ 今頃マンゴー食べてるのになぁ・・・・・・ちっ


という後悔に浸り、


□私も誰か金払いのいい人を世話してたらなぁ・・・・・・ちっ これからは何かとかこつけてトナリのぢいさんでも世話しようかなぁ・・・・・あのぢいさん小金貯めこんでるってウワサだしなぁ・・・・・・

という策を練る。

しかし3歩あるくと忘れてしまう。

ニワトリもびっくりだが “切り替えが早い” と言えば聞こえがいい。



そう、最近忘れっぽくなった。

ちなみにウチはよくじゃが芋を使うので、常にきらさないように買い置きをしておくのだが、
先日、買ったじゃが芋をしまおうと野菜室を開けて見たら 

すでにじゃが芋がイクラ状態でひしめき合っていた。

一瞬 ウチは農家だったかしら、と錯覚するほどの群れだった。

ってことは 以前に買ったことを忘れてまた今日も買ってしまった、ということを繰り返したあげくの惨状だと推測できる。

悲しきリフレイン。



そういえばちょっと前、栃東関が“隠れ脳梗塞”で引退するという会見を見た。

40を過ぎると、10人中3人は隠れ脳梗塞があるとみのもんたが言ってた。

他人事みたいに明るく言ってた。

確かに私も 最近の忘れっぷりを顧みると、隠れ脳梗塞を疑ってしまう。



症状その1:めまいがする

私の姉も めまいなんてしょっちゅうするよ、だから病院に行って検査したら、加齢によるもので心配ないって言われたーーー、 

とサクサク言うので

私も多分加齢によるもので心配ないだろう と自己診断している。

きっと手遅れになるまで自己診断している予定。



症状その2:ものの名前がすぐ出てこない

これは子どもの頃からそうだったから、単にアタマが悪いということで今更心配する段階じゃなかろう。

が、現在もその症状は順調に進行していて いや ある意味グレードアップしていて 

時間をかけてやっとこさ思い出したというのに、

第二段階として 自分がその名前を思い出そうとしていた必然を忘れ、

その名前だけが虚しく宙をさまよっているというシチュエーションもしばしば。



症状その3:手足にチカラが入らず、よく物を落とす。(箸など)

こないだ インスタントコーヒーを飲もうとして、蓋をあけたとたん、

手からスルッと落ちて よりによって 水をいっぱい張ってあった洗い桶の中にボトルごと落としてしまった。

ボトルの中にはまだたっぷり粉が入っていたのに。

もったいない!!(死語?)

私は声も出ず 

瞬間、洗い桶の中の水を コーヒーが溶け込んだその水を

大鍋に移して沸かし それを毎日少しずつ飲もうかと考えた。

しかし次男に「それは人間のすることじゃないよ・・・・母さん・・・・・。」

と諭され、あきらめたのだった。



しかし、ダンナから渡される毎月の生活費、これを数える時には

手から落としたことはない。

突発的に指に吸盤でも発生したかと思うほど、ガッツリと密着している。

てか お札全般、はら~~~っと落としたことがない。

小銭は財布から出し入れする時に、うっかり落とすことがある。

チャリーン・・・・・・って軽やかな音が響いて けっこう恥ずかしい。

なのに お札は落としたことがない。

これは・・・・・・・これは・・・・・・・・・・・



むしろ隠れ脳梗塞とは別カテゴリの

執着心の問題では?



それとも紙ゆえに かえって軽すぎて落とさないのか?

いやいや、請求書なんて ついうっかり 手から落としてしまう。

心理的にはゴミ箱の上で落としたい。




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これも私が小学校の特殊学級に勤務していた頃の話だ。



給食の時間になると、高・中学年の子たちはそれぞれの交流学級(普通学級)へ行って そこで給食を食べることになっていた。

なので教室に残って担任や私と一緒に給食を食べるのは、低学年の子二人だけだった。

定年間近の担任は、その情景を「単身赴任の家庭(姑・嫁・小さい子2人)みたいね。」と例えて笑っていた。

それはそれでのどかで良いのだが、困ったのが給食室から教室まで給食を運んでくるのに、なにしろ人手が足らないことだった。

パン箱又はご飯箱、食器カゴ、牛乳ケース、食缶(汁や煮物)、バット(主菜など)、デザートケース等、

いくら少人数用コンパクトサイズといっても、それらを4人で運ぶのだ。

1.2年生の子には重い物は持たせず、万が一ひっくり返してもいいように牛乳とかデザートを運ばせ、残りは担任と私で運んでいた。

担任は年齢のせいか、しょっちゅう あそこが痛い、ここが痛い、が口癖だったので 重い物を運ぶのは私だった。

中で一番重かったのは、汁物が入った食缶だった。

少量だとせっかくの汁が冷めてしまう、それに特殊学級の子はよく食べるだろうという

なぜか知らねど給食センターの一方的な親切心により、4人分でいいのに常時10人分の量を入れてくれていたのだ。

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ある日のこと。

原因はもう忘れてしまったが、(忘れるくらいだから些細なことだと思う)担任が授業中、S君をひどく叱ったことがある。

S君は6年生の男の子で、はしっこく、頭の回る子だった。

学級内ではただ一人の6年生ということで、下級生の子達の親分肌だった。

下級生に対してムカつくことがあっても、その時は我慢して 大人が居なくなった時を見はからってその子に仕返しをする、という面も持っていた。

ちょっと難しいタイプで、担任もS君に対して手を焼くこともしばしばだった。

しかしその時は私から見ても、担任の叱り方は感情的に感じられた。

S君が何か自分の言いたい事を言おうとしてるのに、まったく取り合わない。

そのうちS君は黙ってしまった。

黙って反抗的な目だけ担任に向けている。

これはマズイな・・・・・と私は思った。

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その日の4時間目が終わり、単身赴任家庭の4人で給食の支度をしていた時のこと、

珍しくS君が「今日から僕が食缶を運んできてあげるよ!」と明るく言うのだ。

「え?だってS君、交流学級の給食の準備だってあるでしょ?いいの?」

「うん。僕、足速いから大丈夫。」

「それは先生たちは助かるけど・・・・。」

「そのかわり食缶だけだよ。」

言うが早いか、S君は素早く教室から飛び出して行った。

どうした風の吹き回しだろう・・・・・?

「きっと反省したのよ、さっき私に叱られて。その埋め合わせのつもりじゃない?」と担任は機嫌が良い。

そうなんだろうか。

ほどなくS君は食缶を持って戻ってきた。

そしてすぐさま、交流学級へと行ってしまった。

そんな日が数日続いた。

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やはり何か変だ、と私はずっと胸に違和感を覚えていた。

もとより他人のために奉仕するのが好き、というタイプではない。

できるだけ自分は損をしないように、良く言えば要領よく振舞う子なのに。

ある日、私は給食室へ先回りした。

教室から 途中昇降口を通過して 給食室へ、というのがいつものルートだった。

隠れている私に気がつかず、S君がいつものようにやってきて、食缶を持って去って行った。

私は分からないように そっと彼の後をつけた。

と、彼は昇降口で止まり、キョロキョロ周りをうかがったかと思うと

サッと下駄箱の陰に入った。

昇降口に設置された大きな鏡が 下駄箱の陰の彼の行為を 偶然映し出した。

S君は食缶の蓋をあけ、中の汁に自分のツバを垂らし混んでいた。

そして何事もなかったかのような顔で出てきて、教室へと歩いて行った。

その間わずか5.6秒だった。

私たちは S君のツバ入りの汁を もう何日間も 食べさせられていたのだ。

しかし、特別ショックはなかった。

それよりも、やっぱり・・・・・という感じが強かった。

あの日のことをずっと根に持っているわけだ。

これがS君流の腹いせか。

どうしよう。

担任に告げたらもちろん烈火のごとく怒るだろう。

連絡帳で親にも知らせるだろう。

上の人たち(校長や教頭)の耳にも入れるかもしれない。

教師も親も 知った以上は何らかの形で指導するだろうが、

S君は果たして素直に反省するだろうか。

その腹いせの矛先が露骨に下級生に向けられることを 私は恐れた。

とりあえず私は、何事もなかったかのように教室へ戻ることにした。

教室の配膳台の上には 食缶が一足先に乗っていた。 

トイレへ行ってくると言って、足早に出て行った私を3人は待っていてくれて、一緒に給食を取りに行った。

そして配膳を終え、いつものように給食が始まる。

私は気分的に 汁だけはどうにも食べたくなかったが、

ふだん 好き嫌いせず何でも食べるのよ、と子どもたちに言っている手前、残すわけにいかず 汁も食べた。

もちろん他の人たちは何も知らないので、おかわりまでして食べていた。

こうして私たちは幾日もツバ入りの汁を食べ続けることになる。

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ある日私は行動に出た。

その日もいつものようにS君は食缶を取りに行く、と言って教室を出て行った。

私は今度は先回りしなかった。

S君が昇降口までやって来て 辺りをうかがって下駄箱に入った頃を見はからい

私もスッと同じ場所に入った。

いきなり姿を現した私に もちろんS君はびっくりして顔を上げた。

食缶の蓋は開けられたままだった。

私は何も言わなかった。

何も言わず ただじっと彼を正視した。

S君は明らかに狼狽の色を見せた。

そしてあわてて蓋を閉めると サッと逃げるように飛び出して行った。

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昼休み、いつものようにプレイルームで子どもたちと遊んでいたら

S君が入ってきた。

「どうしたの?校庭に遊びに出ないの?」

「うん。」

「珍しいわね。」

S君はバツが悪そうにしている。それはそうだろう。

「センセイ、知ってたの?」

「うん。」

「いつから?」

「ずっと前から。」

「なんで誰にも言わなかったの?」

私は黙っていた。

そして彼の顔を見た。

また例の反抗的は目をしているのか、と思いきや

意外にも穏やかな 柔和な目で私を見ていた。

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翌日、みんなで給食室へ取りに行ってみると

食缶が棚に乗ったままになっていた。

担任が「あらっ?S君たら、今日は運んでくれなかったのかしら。もう・・・・・・昨日から腰痛がひどいのよね。」と不満そうに言うので

「先生いいですよ、私が運びますから。」と食缶を手に取った。

「悪いわねえ。もう、S君は気まぐれなんだから!」と担任。

私はホッとしたようなやっと終わったような そんな気がした。

それから卒業するまで、彼は二度と食缶を運ぶことはなかった。



卒業した後、S君は2回だけ私に年賀状をくれた。



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ササニシキを振り回してどーする。

誤変換ですが 面白かったのでそのまま残してしまったアキラです。



私には 遠い田舎町のアパートに一人暮らしをしながら、

夜は居酒屋でバイト、昼は大学に通う苦学生の長男がおります。

時折、どんな顔してたっけ・・・・・と思い出そうとすると、頭が割れるほど痛くなります。

それほどに長らく会っていません。

携帯に電話してもメールしても さぱーり反応がない。

もう100個も投げているのに梨。

つぶて×100。

もしや人知れず死んでいるのでは、と何度思ったことか。

捜索願を出した方がいいのかしら、いやいやその前にアパートまで行って、生存を確認するのが先かしら。

でも私、スペアキーもらってないんだよねー。

ドアに密着して異臭が漂ってこないか、隙間に鼻をひっつけて深呼吸するのが まず母としての義務かしら。

でも、電話するといつも呼び出し音が聞こえるっていうのは、

少なくとも充電してあるってことだから、生存はしてるってことよね?

まてまて、充電中に死んだと仮定すると、コンセントは差しっぱなしだから、電話だけは通じる状態にあるということ・・・・・・・?





どんだけ長男の生存を否定したいんだよ私。




しかし まさにああしかし、とうとう夜半、長男から待望の電話がかかってきたのです!

やはり果報は寝て待て 棚からぼた餅 漁夫の利です。



「もしもしっっっ」

「あ オレ。」

「あんた死んだんじゃ?」

「悪いけどさ、カネ送ってくんね?」


出たよ。たまーに電話してくるかと思えばカネの催促だよ。


「何で?あんた 何やらかしたの?」

「クルマをさー、ぶつけちゃったんだよね。

 そんで今鈑金屋に出してて代車使ってるんだけど、修理代が18万だって。」

「18万?諭吉のブロマイドが18枚?」

「うん。」

とりあえず いつどこでどんな状況下でぶつけたか、私は母らしく尋ねました。

ケガ人は出なかったことを確認して まずはひと安心。

「じゃあ、生活費とか振り込んでるいつもの口座に、近々入れとくね。」

「うん。頼むわ。じゃ。」



楽しい楽しい電話も終わり、しばらくしてから 私の胸によぎった疑惑。



んっ?


今のって・・・・・もしや 振り込め詐欺では?




いやいやいや・・・・・あの、脱力系の声は 間違いなく長男。

第一、18万なんて 詐欺にしてはセコいしハンパ過ぎる。

それに長男の携帯番号だったもの。確かに。

でっでも、もしかして犯人が横から刃物をつきつけて、長男を脅して、

長男の携帯を使って無理に喋らせていたとしたら???

そして“いつもの口座番号”を長男をボコボコにして聞き出していたとしたら?




ありえる!




ってか絶対ソレだ!

それにしてもセコいぞ18万。リアルに刻んだな犯人。

誰がその手に乗るものかあぁぁぁぁぁ!



しかし まさにああしかし、生存確認できたのが母は嬉しくて

ついつい18万を口座に振り込んでしまったのでした・・・・・。

悲しきは 母心。
                             *続く*










そして先ほど、郵便物が届きました。

差出人は 長男。

中にはただ一枚、鈑金屋の領収証が入っておりました。



おっお前、ボコボコにされなかったんだね?!

あれは真実だったのかい!

報われし 母心。

そして何より消印日までの生存を確認。

ってか近況の3行くらい書けよ。


                              *完*



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小学校の遠足の季節がやってきた。


なんという親だと呆れられそうだが、私は自分の子の入学式、卒業式に出たことがない。

市内公立の小、中学校は式の日がどこも同じだったからだ。

わが子の式には夫に行ってもらい、自分は職場の方に出席していた。

私の職場は、小学校の特殊学級だった。(現在もそういう呼称なのかは知らない)

特殊学級の子どもたちの介助が私の仕事。

ああいう現場で一番強いのは、担任でも校長でも指導主事でもましてや教育長でもなく

知的に遅れた子たちを実際に指示通りに動かせる大人だった。

そういう意味で 私のポジションは学校で一番下っ端だったが、けっこう居心地は良かった。

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くるっとした目のY君は、当時3年生。

チョコレートがかかっている チョコパンが大好物で、学校から帰宅すると必ず食べていたという。

毎年の遠足は、本人が所属する普通学級(交流学級と呼んでいた)に入って健常児と交流するというのが、ひとつのねらいになっていた。

そこでY君のこだわりが出る。

いつも食べているチョコパンを持っていきたい、と言い張るのだ。

お勉強する場所では自分の好き勝手にものは食べられない、ということは彼は分かっている。

しかし お勉強する場所=学校 なのであって、外は学校ではないよ、と頑張る。

お弁当、オヤツとは別にチョコパンを持っていきたい、とダダをこねてきかない。

Y君だけ大目に見る、というわけにはいかないので、お母さんにも協力してもらって なんとかかんとかチョコパンはあきらめさせた。

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遠足当日、Y君は不満げでもなく 終始ご機嫌だったが

やはり見えない透明なドームがY君の周囲にだけ感じられる。

一人でお気に入りのCMソングのワンフレーズを繰り返し歌ったり、

東武東上線の駅名を池袋から終点まで順に連呼するので、

交流学級の子達もどうしても距離を置いてしまう。

大人はきっかけの橋渡しにはなっても、その先は子ども同士で関係を作っていかなければ 人間的な繋がりは持てない。

Y君のような子には それは難しかった。

昼食も終わり、ひとしきり遊んで 集合の時刻になった。

Y君はおとなしく座って、いつものように何かブツブツ連呼している。

当時の女の子は、スカートの中にブルマを穿くのが習慣になっていた。

たまたまある女の子のブルマから、少しだけパンツがはみ出して見えているのを、

担任の先生が「○○ちゃん、はみパンになってるよ!」と注意した。

とたん、Y君が「チョコパンーーーッ!!!」と絶叫したのだ。

なんのことはない、彼はチョコパンへの未練が当日も頭のどこかにこびりついていて

それが「はみパン」という言葉に誘発されて咄嗟に口をついて出ただけなのだ。

しかし一同、爆笑になった。

“Y君は面白いダジャレを叫ぶ”

という幸か不幸か ちょっと的外れな評価がされ、

期せずしてY君の周囲の透明ドームが、シュッと消えたのだった。

もともとどこか愛嬌があるY君だったので、その後 距離は少しずつ縮まり、

女の子の中には 率先して世話を焼きたがる子も出てきた。

当のY君は特に有難がるわけでもなく かといって迷惑そうでもなく、淡々としていた。

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Y君が今 何処に住んでいるのか、どんな青年になっているのか、もう私には知る術はない。

たぶん21歳になっているはずだ。

今もチョコパンは好物なのだろうか。

好物であって欲しいと思う。


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私は 控えめにちょっこり腐った食品が 好物だったりする。

ヨーグルトとか納豆とか。

ヨーグルトはね、アレよ カスピ海なんて高級品じゃなくても、九十九里浜ぐらいで充分。

なんだったら リアス式海岸~関東ローム層までなら妥協する。

牛乳にうっかり雑菌入っちゃって、気づいたらほのかに固まってた、ぐらいでもギリギリOK。

納豆はね、もうね 冷蔵庫の守り神ですから。

オカズないときの“必殺その場しのぎ”ですから。



納豆なんて、名前からしてナイスですよね。

豆を納める、ですよ。

ワイロとか出世のにほひが漂ってます。

重箱に並べたお菓子の下に、実はくまなく納豆が敷き詰められてる・・・・・・

これ 悪代官の必須テーマね。

小判より価値があったのね。うんうん。信じないでね。



でもね 不思議なのは 「豆腐」 ってなぜトーフなんだろう?

豆が腐る、ですよ。腐ってないのに 腐る、ですよ。

全国の豆腐屋さん、もっと怒ってもいい気がする。

それは例えるなら ボンドガールをあれほど切望してたのに結局なれなかった藤原紀香

「ボンド。」 というあだ名で呼ばれるくらい、屈辱的な仕打ち。



トーフ・・・・・・私にはお前の過去がわからない。

何ゆえ トーフなんて呼ばれるようになった?

泣かないでトーフ・・・・・・・何があった?話してみ。

もうもう、とても言葉では語りつくせぬと 肩を震わせるのなら

ファンタジスタ市原悦子に洗いざらいぶちまけてごらん。うんうん。

あの人なら2時間、うまく演じてくれる。

魂の・・・・・・演技を・・・・・な。

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私は 豆腐だって 大好きだからね。 できれば、絹。

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知らぬ間に からくり兎(ブログペットのメカコロ)めが記事を書いとりました。

たどたどしい日本語(実はこれが母性本能をくすぐるってことを計算済み)が ケダモノっぽさを濃厚にアピールしています。

たとえ星明子してたって(注:木の陰にひそむ行為)発散してるナニカでケダモノだってわかる。

しかし。ああしかし。

一記事にさりげなく青色なんかつけちまって。

ワタシができないことサックリやってくれちまって。

恐るべしからくり兎!

その器、ガッツリ受け止めるぜぃ。

はい。ライバルは からくりウサギです。
きのうアキラで、位置すればよかった?
メカコロは、ここへアキラがここになんも昼寝するつもりだった。

そろそろ花粉の季節も終わりかと。


それだけで町内をスキップして ごくフツーに歩いているんだよね。


いやいやいや、これ嘆きじゃなくて自慢だから。




ブラボー典型的大和民族ツラガマエ。




 ←いつもありがとうございます



*このエントリは、ブログペットの「メカコロ」が書きました。
うさぎを上から撮ってみると、

こんな風にうずくまっていたり

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何かの拍子で ちょこっと態度デカモードになっていたり(面積20%増し)

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脚を投げ出して すっかりバカンスモード入ってたり。

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真上から顔を見ると、セミのように見えたり。イカのようだったり。

きっと目が真横についているからなんでしょうね。



こちらはコロのケージを上から見た図です。

わりと広めで、私なんぞは大きな声じゃ言いませんが 

羨ましいぞこいつ!あ?ひとつ屋根の下に住んでてこの格差どーゆーことだい!

と妬んでいます。

このお屋敷に居る時は、たいていコロはこの位置か

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あるいはこの位置で こんな風にうずくまっています。

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しかし最近びみょーに向きが変わってきました。

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向きを変えるということは、見える景色が変わるということです。

コロの目線の先には そう 愛しい愛しい飼い主(ワタシ)

なんとも無防備モードで昼寝をぶちかましておるのですよ。

そんな寝顔を、

シーラカンス 天使のような寝顔を、

見守りつつコロもうとうとするのですね。



うさぎって 案外 人なつっこいんです。



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昨日の記事で、どうもワタシのイメージが

キャィ~ンやハリセンボンの太った方だと

定着してしまうのが個人的に残念なので、

とりあえず真実を述べてみようかと思います。



実は あたしってば 萬田久子似の美人。



20070420232830.jpg 黙れ。

ああ~~~っ やっぱポールは見逃してくれなかった!(だから誰だよそいつ


厳密に言うと、

萬田久子を圧力鍋で20分 コトコトコトコト 煮詰めたってかな、

そんな顔。

ダシはにぼしとかつおぶしかな。

そんで健康志向派っつーか あえて黒砂糖使ってるからさ、

ちょい色黒に仕上げてあるのね。

で、最近髪切ったから。

で、コンタクトやめて今メガネだから。

するってえと こうな感じ?









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あれ?同じじゃん。



スタイルはね、そうさね、

これが若い頃からほとんど変わってないの。

やだ、誰 今「由美かおる?」って囁いたの。

聞こえちゃったよーーー。ちょっ やだねっもうっ。

そうじゃなくてさーーー。



若い頃からオバちゃんみたく ほどよく崩れちゃってるんだよねーーー、

そういう意味。



萬田久子の脚を10センチばかり切って

お腹に詰め物をしてみましたってかな、

そんなシルエット。



うん。

あらためて訂正の記事出したわりには、イメージ変わらんかったかな。

ちょこっと無駄した。


20070501162323.gif マ・・・マンダさんて あの民生委員の?
違うからおぢいちゃん あの人は男でしょ


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